○決算書類、税務申告書類、の作成 ○税務相談、経理相談 ○経理代行 主な仕事としては上記にあげた事がメインだと思います。 ただ税理士として特化でき、知識を使えるのは 数字が全体として出てきた後の申告作業を含む税務相談ではないでしょうか。 例えば申告前の時期なら、税金はいくらになるか、それが現状の資金繰りで間に合うのか といった計算や相談をします。 またはそれより前、決算前の時期にはおおよその決算数字を見積もって そこから上記の計算をしたり、次の期の準備、たとえば消費税の計算方法を変更するかどうか などを試算していきます。 それには知識や経験が必要で、最後に完成した書類はたいしたものに見えないかもしれませんが 作成過程ではさまざまなことを行います。 毎月の処理では、そのための準備をしていくのです。
顧問料とは、「各種税金の関連を把握して相談に対応することへの費用」+「経 理代行の費用」 と考えていただくといいと思います。 そうはいっても経理代行が仕事量の大半を占めている場合、どうしてもその手数料の大部分が 代行処理代になってしまいます。 そこで、できるだけ社内で経理処理を完結させると、元となる数字が把握できて その先を読むための税務相談等に時間を費やすことが出来ます。 もちろん、何を依頼したいか、によって内容が変わり、当然顧問料も変わります。 ここを考えて顧問料の見積もりを取ると、適正かどうかの判断も出来るのではないでしょうか。 もし、毎月試算表が出てくるだけ、など、その仕事内容ひいては顧問料に不満がある場合 もっと顧問税理士に質問を投げかけてみるのも良いと思います。 お互いの意思疎通があってこその顧問契約ですから、何を聞いても良いのです。 良い関係性を持って顧問契約をしてください。